保育士とは

保育士は、子どもが好きで、フレキシブルな働き方をしたいと考えている方にオススメの職業。保育士になるためには保育士資格を取得する必要がありますが、子どもが好きならきっと夢を叶えられるはずです。まずは資格についてご案内します。

保育士になるには

①保育系の学校を卒業する
保育士になる方法の一つは、専門学校・短期大学・4年制大学で、保育士になる養成課程の学科を卒業することです。これらの学校では、保育士としての専門知識、ピアノや読み聞かせなどの実技の授業、保育実習を必修にしています。
②保育士資格試験に合格する
もう一つの保育士になるための方法は、保育士資格試験に合格することです。試験は筆記試験と実技試験の二部に分かれており、筆記試験では「保育原理」や「保育の心理学」など保育の専門知識8科目のテストがあります。この試験には受験資格があり、専門・短大・4大卒の学歴が必要です。高卒・中卒の方でも児童福祉施設で一定の時間働けば受験できます。

保育士の仕事内容

保育士の仕事は、単純に子どもを預かって身の回りのお世話をするだけではありません。
保育士の役割とは、子どもたちの生活全般のお世話をしながら、心身の発達を促し、社会性を養うこと。そして、食事や睡眠、排せつ、清潔さ、衣類の着脱などの基本的な生活習慣を身につけさせることです。子どもの成長にとって重要な役割を担っているといえるでしょう。

資格取得への道

大学
メリット デメリット
  • 卒業と同時に保育士資格を取得できる
  • 同時に幼稚園教諭などの資格を取得できるコースもある
  • 実技実習が充実している
  • 学費が高い
  • 4年間、午前中から夕方まで毎日通学する
  • 受験勉強・大学受験が必要
短大・専門学校
メリット デメリット
  • 卒業と同時に保育士資格を取得できる
  • 同時に幼稚園教諭などの資格を取得できるコースもある
  • 目的意識を強く持った学生が多い
  • 受験勉強・学校受験が必要
  • 2年または3年間、午前中から夕方まで毎日通学する
  • 学費が高い
  • 実習機会が一度だけしかない
通信制の大学・短大
メリット デメリット
  • 書類選考のみで入学が可能なところもある
  • 入学時期は4月と10月の年2回
  • 多くの学校が卒業すると同時に保育士資格を取得することができる
  • 卒業後、資格試験が必要な学校もある
  • スクーリング費用が学費に含まれていない場合がある
  • 実習費用や補助教材費もばらつきがある
独学
メリット デメリット
  • 費用が安い
  • 自分のペースで勉強出来る
  • 自分の好きな時間・場所で勉強出来る
  • 間違いを指摘する人がいないため、誤っていてもそのままの解釈で覚えてしまう
  • 面倒と思った時・計画通りに進まなかった時、簡単に諦められる
  • より合格に近づくためには、テキストだけでなく、各種問題集などの購入が必要

保育士のやりがい

ただ楽しいだけではなく、保育士という仕事には、社会貢献という側面があることも見逃せない事実です。
幼児期は、人格形成や能力・才能を培う大切な時期ですから、その大事な時期に、保護者に替わって保育を行う意義は大きいのではないでしょうか?
さらに、女性が安心して働くことが出来る環境づくりに大きく貢献していることは間違いないと思います。保育士という仕事は、意義のあるとても素晴らしい職業だと思います。
保育士さんはそれを誇りに思い、胸を張って保育のお仕事を頑張っていただきたいです。

 

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