看護師とは

看護師の仕事は、「療養上の世話」と「診療の補助」の2つに分けられます。
患者の身の回りの世話をしたり、医師の指示を受けて医療行為や補助を行ったりします。
看護師の仕事内容は働く場所によって様々です。それでは見てみましょう。

看護師になるには

看護師になるには、高校を卒業後、法律で定められた養成施設で最低3年以上勉強し、国家試験に合格をして看護師になるのが一般的です。
養成施設で最低3年以上勉強をしないと国家試験の受験資格すら得ることができず、狭き門となっています。
最短で看護師になるには中学卒業後に専門の養成施設に入り、准看護師の資格を取得し、その後に看護師の資格を取得する方法が一般的です。この場合20歳で看護師になることができます。

看護師の仕事内容

小児科(病棟) ・成長、発達の支援
・レクリエーションの計画・実施
・療育環境の整備
産婦人科(病棟) ・母子のケア
・沐浴※、授乳、栄養指導
外来(内科) ・外来患者の対応
・輸血、点滴
・療養指導(自己注射・フットケアなど)
手術室 ・手術室の環境整備
・メスなどの器械を医師に渡す
・患者を術式に適した体位にする
・体温管理の介助
・麻酔科医の介助
有料老人ホーム ・利用者の内服、食事管理
・入浴が可能かチェック
・レクリエーションのサポート
保育園 ・ケガの応急処置
・健康管理、健康指導
・衛生環境の整備、安全対策

資格取得後のステップアップ

認定看護師

必要な教育課程を修了し、特定の看護分野において、熟練した看護知識と技術を用い看護ケアを実践できる看護師として、日本看護協会から認定を受けた者をいいます。

専門看護師

専門看護師とは日本看護協会専門看護師認定試験に合格し、ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有することが認められた者をいいます。

認定看護管理者

こちらも日本看護協会の認定資格になります。この資格は、病院の管理者や介護老人保健施設(老健)の管理者に必要な知識を身に付けることが目的となっています。病院の副院長や介護老人保健施設(老健)の副施設長、看護部長といった看護職の頂点を目指すために必要となります。

看護師のやりがい

看護師の仕事は病院、クリニック、介護施設、保育園、学校など、いろんな場所で活かすことができます。その中で働き方も多様です。
自分に合ったスキルを磨いてやりがいを感じてみませんか。看護師になった後も、生涯学習が必要です。
しかし、努力をして手に入れたスキルや経験は、さらなる喜びややりがいに繋がります。

 

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